2009年3月25日水曜日

Vol.061 人が風土

先日、とある経営者から聞いた話であるが、
「経営への提言」を社員に募ったところ、期待したレベルの反応が無く、
その取り組みを2年でやめてしまったそうだ。

残念な話である。

確かに、こういった取り組みを会社の風土として根付かせるのは、
なかなかに難しい。

そもそも、その会社の社員は、経営参画の機会をどう捉えていたの
だろうか?

「忙しいのにめんどうくさい・・・」という社員もいれば、
「自分を成長させる絶好の機会」と捉えて頑張る!という社員、
いろいろな社員がいたと思うのだが・・・


ちなみに「経営への提言」を社員から募集する、というのは、
もともとリクルートでも実施されていた取り組みである。

私自身のエピソードで言うと、
リクルートでの新人時代、先輩(現在のゼロインの社長)から、
「ここの部では『経営への提言』を真剣にやる人たちはほとんどいないけど、
これは絶対に提案した方が自分の成長につながるよ!」
と勧められ気合が入った覚えがある。

確か提出締め切りが、毎年、年明け早々1月10日くらいだったと思うが、
締め切りもせまり、正月3日に会社へ出社したところ、その先輩も同じように
「経営への提言」を書くために出社していたのを覚えている。

もちろん、そんなことをするために、わざわざ正月に会社へ来る社員は、
他には誰もいなかったが・・・。

自分にプラスになることのために、プライベートな時間を投資する、
そういうことを教えてくれる先輩がいることも、
今思うと、リクルートの風土の一つであったと思う。


山谷@人が風土

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