大学生の就職戦線もピークを迎えている。
ところで、日本の学生が働きたい就職ランキングというのは、
常に「そのときどきの有名な会社」になってしまうのは何故だろうか?
一方で個別に学生にヒアリングを行うと
「自分に合った会社」「自分にマッチした会社」という回答が多く、
マスコミが発表するランキングとは別に、企業のビッグネームだけではなく、
自分の働く会社のことを一生懸命考えているようである。(当たり前だが・・)
しかし、結局は、特に、男子学生の大手企業志向というのは
変わらないようだ。
というよりも、恐らく、この「大手志向」は、今後ますます高まっていく
傾向にあると思われる。サイバーコミュニケーションで育った若者たちは、
自分の「帰属社会」を求めてますます「自分が帰属する場への安定感」を
求めている傾向が強いと思われるからだ。
バブル崩壊期には「若者は会社行事には参加したくない」
ということが吹聴されたが、
最近は、私の感覚では「むしろ、若い人ほど行事に参加したい」
という傾向が強いと感じる。
昨今、採用難や社員定着が大きな社会課題となっているが、
この時代の流れをどう掴むか、どう風土構築を行うかが、
企業成長の鍵と思える。
山谷
2008年3月26日水曜日
2008年3月19日水曜日
Vol.011 どういう人と仕事をしたいか?
「どういう人と仕事をしたいか?」
どうも企業風土形成の基礎は、まずここにあるようです。
ソニーの場合は「誰もやってない技術を創りたい風土」
日立の場合は「世界一の高い技術レベルを求める風土」
松下電器は「人を育てる風土」
経営者の「××な人と働きたい」という希望と、
社員が「××な人と働きたい」という希望が一致したときに
会社の風土形成が始まると思います。
一方で、ソニーや日立、松下電器でさえも、
常に順風満帆であった訳ではありません。
それぞれに、さまざまな原因で
業績を悪化させていた(させている)時期があります。
しかし、原点に回帰することで、
それぞれにまた日本経済を牽引していく
企業なのだと思います。
日本企業はその国民性から、おそらくは欧米企業よりも、
「自分に会った風土で働く」ということが
生産性に影響する傾向があるのではないでしょうか。
それは、「ウチ」の中に精神的安定を
求める傾向が高いからと思われます。
「ウチ=職場」が安定していなければ、
その勤勉な優秀な能力を発揮させることが困難な国民性です。
終身雇用という「超安定ウチ制度」を
維持し続けているキャノンやトヨタが
世界に対抗できる日本の代表企業である
ということもその事実の1つかと思われます。
山谷
どうも企業風土形成の基礎は、まずここにあるようです。
ソニーの場合は「誰もやってない技術を創りたい風土」
日立の場合は「世界一の高い技術レベルを求める風土」
松下電器は「人を育てる風土」
経営者の「××な人と働きたい」という希望と、
社員が「××な人と働きたい」という希望が一致したときに
会社の風土形成が始まると思います。
一方で、ソニーや日立、松下電器でさえも、
常に順風満帆であった訳ではありません。
それぞれに、さまざまな原因で
業績を悪化させていた(させている)時期があります。
しかし、原点に回帰することで、
それぞれにまた日本経済を牽引していく
企業なのだと思います。
日本企業はその国民性から、おそらくは欧米企業よりも、
「自分に会った風土で働く」ということが
生産性に影響する傾向があるのではないでしょうか。
それは、「ウチ」の中に精神的安定を
求める傾向が高いからと思われます。
「ウチ=職場」が安定していなければ、
その勤勉な優秀な能力を発揮させることが困難な国民性です。
終身雇用という「超安定ウチ制度」を
維持し続けているキャノンやトヨタが
世界に対抗できる日本の代表企業である
ということもその事実の1つかと思われます。
山谷
2008年3月12日水曜日
Vol.010 だれをバスに乗せるか?
先週、ビジョナリーカンパニー
(ジェームズ.C.コリンズ著(日経BP社))の話をしましたが、
読み返せば読み返すほど、この本の凄さに感動です・・・!!
例えば、企業を以下の4つに分けたとします。
1)「風土が良く、かつ生産性が高い」
2)「風土は良くないが、生産性は高い」
3)「風土は良いが、生産性が低い」
4)「風土も悪く、生産性も低い」
2)の会社。
言い換えると、
「利益は上がっているが、社内風評が悪く社員が定着しない会社」
確かにこういう会社は日本にも探せばありそうですね・・・
ビジョナリカンパニーⅡに登場する、強制的な社内統制によって一時的に
急成長を上げるがその後衰退の道を辿る会社の事例が2)のケースでは
ないかと思われます。
具体的にはクライスラーやラバーメイド社、
バローズなどの事例が上げられています。
3)のケースの会社、
これは、成長の道を辿るか、衰退の道を辿るか、
どちらの可能性もある会社と思われます。
ビジョナリーカンパニーⅡでは、「だれをバスに乗せるか?」
というところに具体的に説明されていますが、
まず、偉大な会社になれない事例としては、
「新しい方向や新しいビジョン、戦略を策定し、
次に新しい方向に向けて人々を結集する」
=つまり、「人よりも会社ビジョンが先行する」ケース。
このケースでは偉大になれません。
偉大な会社とは=「まず、はじめに適切な人をバスに乗せ、
その後にどこに向かうかを決めている。
~中略~「何をすべきか」ではなく「だれを選ぶか」!」
を重要視する会社のみがGreat Companiesになれると言っています。
私なりにまとめてみますと、
1)このケースは益々発展(当然)
2)のケースは衰退
3)のケースでは、ある法則を継続した会社のみ1)に飛躍
4)NG
ということと思います。
まとめると、「人は戦略にまさる」という風に理解しましたが
皆さんはどう理解しますか?
山谷
(ジェームズ.C.コリンズ著(日経BP社))の話をしましたが、
読み返せば読み返すほど、この本の凄さに感動です・・・!!
例えば、企業を以下の4つに分けたとします。
1)「風土が良く、かつ生産性が高い」
2)「風土は良くないが、生産性は高い」
3)「風土は良いが、生産性が低い」
4)「風土も悪く、生産性も低い」
2)の会社。
言い換えると、
「利益は上がっているが、社内風評が悪く社員が定着しない会社」
確かにこういう会社は日本にも探せばありそうですね・・・
ビジョナリカンパニーⅡに登場する、強制的な社内統制によって一時的に
急成長を上げるがその後衰退の道を辿る会社の事例が2)のケースでは
ないかと思われます。
具体的にはクライスラーやラバーメイド社、
バローズなどの事例が上げられています。
3)のケースの会社、
これは、成長の道を辿るか、衰退の道を辿るか、
どちらの可能性もある会社と思われます。
ビジョナリーカンパニーⅡでは、「だれをバスに乗せるか?」
というところに具体的に説明されていますが、
まず、偉大な会社になれない事例としては、
「新しい方向や新しいビジョン、戦略を策定し、
次に新しい方向に向けて人々を結集する」
=つまり、「人よりも会社ビジョンが先行する」ケース。
このケースでは偉大になれません。
偉大な会社とは=「まず、はじめに適切な人をバスに乗せ、
その後にどこに向かうかを決めている。
~中略~「何をすべきか」ではなく「だれを選ぶか」!」
を重要視する会社のみがGreat Companiesになれると言っています。
私なりにまとめてみますと、
1)このケースは益々発展(当然)
2)のケースは衰退
3)のケースでは、ある法則を継続した会社のみ1)に飛躍
4)NG
ということと思います。
まとめると、「人は戦略にまさる」という風に理解しましたが
皆さんはどう理解しますか?
山谷
2008年3月5日水曜日
Vol.009 10年遅れの現実にショック
ビジョナリーカンパニー(1994年) ~ 時代を超える生存の法則
ビジョナリーカンパニーⅡ(2001年) ~ 飛躍の法則
いずれもジェームズ.C.コリンズ著(日経BP社)の名著と言われている
ものですが、出版されてから長い年月を経てもこれだけ有名(Ⅱの方は、
出版から既に7年も経っているのに米国アマゾンビジネス書ランキングで
現在も6位!)な本も珍しいのではないでしょうか?
この日本タイトル=「ビジョナリーカンパニー」とは、
なんとも日本のビジネスマンの心をくすぐるに
ふさわしいタイトルと思いますが、
実際の原本タイトルは、
前者が
「BILL TO LAST
~successful habits of visionary companies」であり
後者は
「Good To Great :
why some companies make the leap・・・and others don't」
です。
いずれも、成長し続ける企業に必要な要素を
分析調査したものですが、
これらを読み返してみると、
どうも、日本で言われている「企業風土」というものが、
米国のGreat Companiesの中に見て取れる気がして来ます。
むしろ、企業風土というものに対して、
米国では詳細な分析調査を10年以上も前から行っている!
という事実が凄いと思います!
なぜ、日本ではこういう調査分析が
行われないのかがとても不思議ですが・・・
せめて「企業風土」は、
日本が世界の先端を行きたいと思っていたのですが、
またしても10年遅れの現実にショックです・・・
山谷
ビジョナリーカンパニーⅡ(2001年) ~ 飛躍の法則
いずれもジェームズ.C.コリンズ著(日経BP社)の名著と言われている
ものですが、出版されてから長い年月を経てもこれだけ有名(Ⅱの方は、
出版から既に7年も経っているのに米国アマゾンビジネス書ランキングで
現在も6位!)な本も珍しいのではないでしょうか?
この日本タイトル=「ビジョナリーカンパニー」とは、
なんとも日本のビジネスマンの心をくすぐるに
ふさわしいタイトルと思いますが、
実際の原本タイトルは、
前者が
「BILL TO LAST
~successful habits of visionary companies」であり
後者は
「Good To Great :
why some companies make the leap・・・and others don't」
です。
いずれも、成長し続ける企業に必要な要素を
分析調査したものですが、
これらを読み返してみると、
どうも、日本で言われている「企業風土」というものが、
米国のGreat Companiesの中に見て取れる気がして来ます。
むしろ、企業風土というものに対して、
米国では詳細な分析調査を10年以上も前から行っている!
という事実が凄いと思います!
なぜ、日本ではこういう調査分析が
行われないのかがとても不思議ですが・・・
せめて「企業風土」は、
日本が世界の先端を行きたいと思っていたのですが、
またしても10年遅れの現実にショックです・・・
山谷
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