2010年1月26日火曜日

Vol.103 「シンプルに伝え続ける」こと

先週、とある上場会社の社長と話をした。
どうやって、会社の方針を現場に伝えるか?
その社長の答えは、ずばり、こうだった。

「解決策は一つしかない。方針を浸透させるには、言い続けることだ。」

その会社では、今期の経営方針がポスターなどで掲示されているのはもちろん、
経営陣から発信されるメッセージには、
必ず、各現場に合わせた方針メッセージが含まれる。


先週の金曜日、弊社でも今期(12月末決算なので)期初の社員総会が行われた。
リーマンショック前はホテルの小さな宴会場を借りていたのだが、
経費節減のため、昨年からは、オフィスにスクリーンや照明・音響機材を
入れて、社員総会を実施している。

↓その模様はこちら!今回は大阪の拠点にskype中継も実施!
http://ameblo.jp/atsuize/entry-10440902075.html

今年の会社方針は「粗利必達!」
社長の方針メッセージも、各事業部長の説明も、
この目標達成のための話であり、社員の表彰もここが評価対象となった。

表彰の後の「良い仕事共有」の部では、
各事業で表彰された社員の、仕事のプロセスを、ビデオ映像で共有した。

映像の内容は、
本人へのインタビュー取材と、クライアントへのインタビュー取材が中心だ。
本人がどう行動し、顧客から何が評価されて目標達成することが出来たのかを、
現場目線で撮影・編集したものである。

ビデオ共有のあとは、
その社員がパワーポイントを使い「自分の言葉で」その仕事のプロセスや思い、
こだわり等を発表した。

社員総会後に何人かの社員に感想を聞いたのだが、
「伝えたいことがシンプルでわかり易かった。顧客の声がよくわかった。」
という声が多かった。

V字回復のためには「シンプルに伝え続ける」ことが土台になる。


山谷@山谷山谷山谷山谷・・・・

2010年1月20日水曜日

Vol.102 「戦う」会社だけが生き残る。

鳩山首相の「どうぞ戦ってください」という発言が話題になっている。

そういえば先日、本屋さんの店頭で平積みになっていた
『戦う自分』をつくる13の成功戦略
(ジョン.C.マクスウェル/ 渡邉美樹監訳/三笠書房)
という本を購入した。

その中で、「誰とつきあうか?」というところがあるのだが、

1.リフレッシャー:やる気を起させ、才能を伸ばしてくれる人
2.リファイナー:アイディアに磨きをかけ、ビジョンを明確にしてくれる人
3.リフレクター:自分のエネルギーをありのままの姿に反映させる人
4.リデューサー:理想や努力をこき下ろし、自分のレベルに合わせようとする人
5.リジェクター:才能を否定し目標達成の邪魔をし、ビジョンをないがしろにする人

誰と付き合うべきか?誰と付き合うべきではないか?が明確だ。
これは、戦う会社の社員や風土にもあてはまる。

もちろん戦場で戦う話ではない。
ビジネスや人生で自分の目標を達成するための話だ。
成長していく会社の風土をつくるための話である。

逃げていても、結局はJALのようなことになり、
最後は生きるために強制的に変化しなければならない。

浸水寸前まで「先延ばしで楽」を決め込むか、トットと「戦う」か。

「戦う」会社だけが生き残る。

山谷@民主対検察も生き残りの戦いだ

2010年1月13日水曜日

Vol.101 “ほぼ”リアルコミュニケーション

伝え方の進化。
伝達コミュニケーションの進化。

かなり大雑把だが、20年前はポケベルの絵文字が進化し、
限られた字数では伝えられない部分を絵文字で補う、という
独特のコミュニケーションが行われていた。

10数年前からは、携帯電話の出現だ。
しかし、話をするよりも、メールでのテキストコミュニケーションが進化した・・・ 

そして、今。
先日、私の知り合いの奥様が、息子さんの部屋に入ったそうだ。
そうすると、パソコンの画面から、息子さんの彼女が
「あ、お母さん、こんにちは。」と・・・
息子さんと彼女がスカイプでTV電話?コミュニケーションをしていた、
という話なのだが、ついに、ついに、リアルコミュニケーションに
ほぼ近い形が遠隔でも実現したことになる。

こうなると、この「ほぼリアルコミュニケーション」は企業内においても
飛躍的に浸透していくことは間違いない。
既に、そうしたサービスを提供している会社は日本にも存在しているが、
ますます加速されていくであろう。

リクルートが20年前に、「リクルートNOW」というビデオを、
全国拠点に毎週配信していたことが、
リアルタイムで、しかも格安で可能になったということだ。

この「ほぼリアルコミュニケーション」は出張削減だけではなく、
さまざまなリアルメッセージの伝達法として活用が期待される。
コミュニケーション不全な企業内においてどう活用していくか?
広報や経営企画室、総務人事の担当者の知恵の見せ所がやってきた。

山谷@スカイプユーザー 2000万人

2010年1月6日水曜日

Vol.100 節目をどう活かすか?

節目をどう活かすか?

男子ゴルフ賞金王の石川遼君を生み育てた石川家では
「節目を大切に教育をして来た」という話が年末の新聞に掲載されていた。

企業にとって「節目なんて関係ない」と言い切ってしまえば、
そこで失うものはないが、しかし、そこからは何も生まれない。

「節目を活かそう」となれば、考えが生まれる。

どういう場合でも、思考がなければ、何も生まれない。
節目は、それをきっかけとして、
反省を踏まえた振り返りをしたり、新たなスタートへの決意、
会社を創業したころの熱い思いの再興をするチャンスであり、
多くの価値を生みだす。

  今年は、私の周りでいろいろな「節目」がある。
私が新卒入社したリクルートが創業50周年を迎え、
私の出身高校も創立50周年を迎える。
弊社のクライアントでは、まもなく100周年を迎える会社もある。

実は、きっかけ自体は、何でも良いのかもしれない。
正月、節分、おひな祭り、春分、新年度、お盆、秋分、年末・・・
年中、節目がある。
(24節気自体は、2000年以上前に中国の戦国時代で考案され日本に伝わった。)
毎日が節目であれば尚良い。

多くの人が集まる企業体において、どのようにきっかけを作り、活かしていくか。
リクルートのこれまでの50年間にも、節目を活かす多くの秘策があったはずだ。


山谷@私の半世紀までカウントダウン