2010年2月17日水曜日

Vol.106 「グライダー」人間だらけな日本…?

2月15日付けの日経新聞で、カカクコムの社長の課長時代の話が
掲載されていた。

氏は、三菱銀行に入社し、ヒューストン支店、台北支店を経て01年に退社。
現在47歳であるので、38歳で銀行を辞め、カカクコムに入社したことになる。

銀行のキャリアプランを詳しくは知らないが、
38歳といえば、まさにこれから銀行マンとしての大きな飛躍が
期待されるときではないだろうか・・・。
また、カカクコム自体も当時はまだ設立4年目、上場の2年前であり、
まだまだ無名な会社であったはずだ。

まさに、大胆な決断である。

先日、書店で平積みになっていた「思考の整理学」(外山滋比古著/ちくま文庫)
という本を「帯」につられて読んでみたのだが、
日本の教育では「グライダー」人間が育ってしまう、
ということが書かれていた。

「グライダー」人間というのは、
引っ張られると飛ぶが、自らエンジンを持っていないので、
(または持っていてもエンジン点火をしない)
常に誰か、例えば大企業とか・・・そういうものに依存してしまう・・・
という意味合いである。

そんな中、田中社長の経歴を見て、
エンジンを持って自ら飛んでいる人がまだまだいることに、
日本の希望を感じた。

見渡すと、ギリシア政府は財政危機に陥り、
日本は増えゆく多額の負債を抱え、日航は破綻し、トヨタは品質ショック・・・
「グライダー」人間だらけな日本はこの先どうなるのだろう?
と朝刊記事に暗くなっていた矢先の、田中社長の話は元気が出る。

エンジン社員の集まる会社は強い。


山谷@エンジンカンパニー

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