先日、ある老舗メーカーの社長と話をした。
来年で創立60周年。
人間に例えると、還暦である。まさにぐるりと回って“ひとまわり”だ。
話をおうかがいした社長は、今年で就任して5年。32歳。
この60周年を節目に更に成長企業への礎を築きたい、とおっしゃっていた。
企業の○○周年にやることというと、まずは式典を思い浮かべるだろう。
しかしながら“ただなんとなく”式典だけをやっても意味がない。
○○周年というタイミングは、
これまで会社が継続発展し続けて来た礎である「DNA」の再確認と、
これからの新たな成長の方向性をじっくり考える絶好の機会である。
自社で今、何が課題となっていて、これからどこを目指すのか。
経営者の視点から見ても大切なタイミングであり、
また、社員の視点から見ても理解し易いタイミングだ。
この機に打つべき施策はさまざまある。
大切なのは、それら一つ一つの施策の根底に流れる、共通の指針である。
全体として何をメッセージし、どう考えて欲しいのか?
どういう成果を要望し、何を期待しているのか?
人生にも節目節目がある。それでも気が付くと流れていってしまう。
1年という時間の中にも24の節目がある。
これも気が付くと流れていってしまう。
社内の多くの人、また多様な人が集うチャンスを作りやすい会社の節目を、
しっかりと成長の節目としていく会社にこそ、
その会社独自の素晴らしい風土が根付いていく。
山谷@流されずに。
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