2008年2月27日水曜日

Vol.008 テルモさんの「風土改革」

グーグルで「企業風土」というワードで検索をしてみました。
その中で、「企業風土が変われば会社は伸びる」という
テルモ(株)代表取締役和知会長の本がありました。
「テルモ」と言えば、あの体温計のテルモさんです。

テルモの和知会長は、
90年代初頭にテルモが3期連続赤字のときに銀行より派遣され、
テルモを現在でも成長し続ける会社に「風土改革」した方です。

実際、書籍を読んでみますと、
改革以前の会社は、

 ・指示待ち体質
 ・セクショナリズム
 ・評論家体質
 ・時代や社会状況を見ない
 ・人を使い捨てにする

等の症状が蔓延しており、
そう言った「風土」を改革されたお話しでした。

その改革には、やはり、なみなみならぬご苦労があるのですが、
その中で全国行脚を行い、映像メディアを使い、ビデオ社内報を使って、
社員にさまざまな説明を行った、ということがあります。
もちろん、それ以外にも様々な取り組みをされているのですが、
(詳細ご興味のある方はご購入ください)
基本は「信頼感の構築」であり「コミュニケーション」なのだなあ、
とつくづく感銘してしまう1冊です。

実際、テルモさんは、な、なんと、2007年決算においても
1995年以来12年連続で売り上げを伸ばし続ける!
という凄い会社になっています!!
もちろん、売り上げだけで会社のことはわかりませんが、
たぶん、今もテルモさんの社内風土は社員が誇れるものであるに
違いないと思います。

是非お勧めの1冊です!


山谷@体温計はテルモ!

2008年2月20日水曜日

Vol.007 風土はコミュニケーションに現れる

NHKの週間こどもニュースの司会をしている池上彰さんの本
「伝える力」(PHP研究所)が着実に販売部数を延ばしているようです。

概要としては「相手の立場で考える!」「物事の本質を見る」ということが
コミュニケーションの基本であり「伝える力」ということです!
確かに、池上さんの本はわかり易く書かれており納得感がありました。

風土の前提は「社内コミュニケーション」が重要ということを
前回のコラムで触れました。
池上さんの言葉をお借りすると、
「相手視点&本質的なコミュニケーション」が風土の基礎ということです。

「ボトムアップが風土」というある飲料メーカーでは
社員総会の場や事業発表の場などを活用して
「トップと現場社員のパネルディスカッション」や
「突っ込み座談会」などがしばしば行われているそうです。
トップ自らが「相手視点」を実行しコミュニケーションを実行する。
この「伝える力」が「ボトムアップという風土」を醸成している好事例と
言えると思います。

風土はコミュニケーションに現れる、
ということですね。


(筆者:山あり谷あり☆山谷)

2008年2月13日水曜日

Vol.006 風通しが良い風土

どこの会社にも「営業」というものがあります。
営業は会社の商品をセールスしてくることですが、
マスメディアによる広告活動以外では、
「会社の外へ対するコミュニケーション」の
代表チャネルと言えると思います。
現場での会社の顔であり、
顧客と一番コミュニケーションをする行動が営業です。

では「会社の中のコミュニケーション」とは何でしょうか?
例えば、社内報や各種会議や打ち合わせ、
社内ネットでのメールのやり取りや、
ネット掲示版、年に何回かの社長スピーチ等など、
実に多くの社内コミュニケーションが行われています。

一方で、「風通しが良い風土」という言葉があります。
風土が「風」という文字でつくられていることからもわかるように、
いろいろな風土の種類の中でも一番、
大事なことなのかもしれません。
その企業にとって、さまざま風土があれど、
「風通し」というのは風土の基本原則なのでしょう。
ということは、どういう風土であれ、
良い風土づくりの第一歩は
「社内コミュニケーション」なのでしょうね。

日本の家も昔から、
「夏を旨として風通しよく作るべし」とあります。

企業風土も同じでした!


(筆者:山あり谷あり☆山谷)

2008年2月6日水曜日

Vol.005 企業風土こそエネルギーの源泉

風土をなんとなく経験的に表現してみると

1)ある組織・会社に凄い強力に根付いているもの。
  そう簡単には崩れないもの。

2)時に、しばしばいろんな制度になり姿を現す?もの。

3)強力な求心力を持つもの。
  その組織・会社の構成員の参画意義にも近いもの。

例えば、
ソニーの井深さんの
「一番のモットーは、他の人がやってしまったことはやらない」という
話は有名でしたが、これはかなり根強くソニーの企業風土として君臨
していたと思います。(品質よりも新製品!)

又、リクルートが時代に先駆けて当時江副さんが
「男女ともに実力主義」を唱え、女性への偏見を払拭した企業風土も根強く
受け継がれているものです。
(実際、多くの女性役員や有名な女性社長が誕生)

2)そしてこうした風土は、時に、制度に姿を変え、
例えばリクルートでは「帰ってこいよ女子社員制度」等というものが自然
発生的に生まれて来ます。

3)そして、こうした風土が、社員の入社動機や定着力に大きなウエイト
を占めています。
ソニーの技術者は新技術を大事にする風土に焦がれてソニーに入社します。
日立の技術者は新しさよりも高い技術風土に焦がれて日立に入社します。
こうした風土は、その組織・会社の構成する人たちの「働く価値」という
意味を持つものです。

成長する会社には、その会社独自の風土があります。
そして、それがその会社のエネルギーの源泉になっているように思います。

あなたの会社の風土は何ですか?

風土募集中です!!


山谷@風土コレクター