2008年5月14日水曜日

Vol.019 弱気遺伝子ニッポン

「グーグルが日本を破壊する」(PHP研究所、竹内一正著)という本が
先月末出版された。

タイトルもそうだが、その目次に魅かれて思わず買ってしまったのであるが、
その中で慶応大学の榊教授が「日本人は弱気の遺伝子を持っている」
「争い事を好まず、長いものには巻かれ、和を最も貴い価値とするこの国の
文化は・・・以下略」という点が、確かにそうだなあ、と考えさせられた。

また、「お金を生まない優秀な部下たち」という章では、
アップルのCEOスティーブ・ジョブズの強烈なプレッシャーマネジメントが
部下の能力を驚くほどに引き出しiPodを生みマッキントッシュを作り出した
のに対し、ソフトマネジメントのグーグルは検索広告以外にヒット商品が
出ない、と言及している。

確かに、社員満足度の高い会社にグーグルは堂々1位でランキングされて
いるのに対し、アップルは社員満足ランキングで探すのが大変なくらいに
マイナーであるが、ヒット性ではグーグルよりも上かもしれない。

果たして、我々の弱気遺伝子には、どういった経営風土が適しているのか?

振り返るに、弱気遺伝子ニッポンもプロジェクトXでとりあげられた
トピックに代表される数々のヒット商品を生み出したし、
トヨタ自動車は世界No.1となった。

景気減速になった今、これからが日本企業の真髄が試されるときである。


山谷

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