2009年11月25日水曜日

Vol.095 社長の真意をどう伝えるか?伝える工夫

社長が社員にメッセージを伝える機会をいかに活用するか。
どう真意を伝えるか?

 「うちの社員はまだまだ私の考えを理解していない・・・」
「大体、人の話を聞いていないんだよなあ・・・」
「もっと、吸収して欲しいんだよなあ・・・」
もしかすると、こう考えている社長や経営者は意外に多いのではないだろうか?

社員に、社長や経営の真意が伝わらないことの理由は山ほどあるが、
大事なことは、これまでと同じ伝え方だと50%しか伝わらないものを、
60%や70%伝えるために何をするか?ということだ。

「顧客視点で考えろ!」と言ったところで、その顧客視点とは何なのか?
実際に、社長が言っている「顧客」とは誰なのか?

この間、ある会社の社員総会で、
実際のクライアントの声を撮影した映像を全社員に見せる、
ということをしていた。 その会社では、映像を見た後にグループディスカッションを実施し、
顧客の声にどう応えていくのかを1人1人が自分の問題として議論をしていた。

もちろん、そのディスカッションの場ですぐに答えが出るわけではない。
社員がその事柄を「自分事」として考える、という機会が重要なのである。


顧客のリアリティと社長の真意をどう社員に伝えるか?

せっかくの機会をただのスピーチだけにするのか?
伝わるための工夫をするのか?
社長の役割とは何なのか?

厳しい状況であればこそ、考えたいところだ。


山谷@伝える工夫

2009年11月18日水曜日

Vol.094 風土が結果を生む会社

1947年創業の深町家具店というお店がある。
と言っても、わかる人はどれくらいいるだろうか?
正直私も知らなかった・・・

昨日(11月17日付け)の日経新聞の新興3市場に上場している企業で
今年4月~9月期の経常利益額をランキングした結果が発表されていた。

1位は(株)第一興商
2位は(株)ナフコ

この株式会社ナフコ(1970年に社名変更)の前身が深町家具店だ。

以下は社長メッセージをホームページから抜粋したものである。

「1947年、深町家具店を創業致しまして以来、
私どもは常に『店はお客様のためにある』という意識のもと、
商品開発に、作業システムの改善に、接客サービスの向上にと
全力を注いでまいりました。

そして現在、より快適な生活を創造する生活総合提案店
『暮らしのクリエーター』をめざし、鋭意努力中であります。
加えて、私どもは社員のプラス面を評価する得点主義を進め、
個人の自主性とチャレンジ精神を何よりも尊重しております。

そのため全社員が明るく楽しく、伸び伸びと仕事に打ち込み、
自らの力を存分に発揮しております。

社内のコミュニケーションは活発で組織全体のまとまりもよく、
一層知恵を出し合える集団として活躍する、
それが小売業は教育産業と考えるナフコの『全員参加・衆知結集の社風』
であり、企業発展の原点ともなっているのです。

人も企業も健康が第一、今後も『お客様とナフコ』『お取引先とナフコ』
『経営者と社員』が一つになり、
人と人との触れ合い、助け合いを大切にしながら、元気に明るく切磋琢磨、
共存共栄に総力を傾け、前進していく所存でございます。
なにとぞ宜しくお引き立て頂きますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 深町 勝義」


風土が結果を生み出している会社だと思った。

ホームページを見て欲しい。
http://www.nafco.tv/corporate/recruit/index-06.html


山谷@風土が結果を生む会社

2009年11月11日水曜日

Vol.093 繋ぐこととは・・・

創業100年を超える会社の総務部の人と話をする機会があった。

その中で、その会社が乗り越えて来たさまざまな話を
時間はわずかではあるが、お聞きすることが出来た。

私自身は、新卒で入社した会社には6年、
その後、第一次産業(農業)で5年、専門商社で3年、
そして今、ゼロインで10年という、
ある種、流れ者のように色々な仕事を経てきたのであるが、
一つの会社でさまざまなことを乗り越えて来た方の話は、
言葉の一つ一つに、非常に重みがあり、
かつ、深く考えさせられることが多かった。

どうも、深みというのは、
仕事も人生も、どう過ごして来たかが大きいようだ。

また、そうしたことが、100年の歴史を超える会社には、
何か、しっかりと存在している気がする。
100年の間、それぞれの時代の中で、それぞれの世代の人たちが、
しっかりと必死にその会社の価値を繋いで来た深みと思う。

歴史を繋ぐ、重さと深み。

100年以上続いている会社は日本には何社あるのだろうか・・・。


山谷@繋ぐこととは・・・

2009年11月4日水曜日

Vol.092 一歩先を実践する企業は成長し続ける

今朝の日経新聞の経済面と特集面に、
新築オフィスの下期賃料が2年連続で下落との記事が掲載されていた。
2005年からはじまった不動産バブル前の2003年秋とほぼ同じに戻ったそうだ。

昨年からの大不況の中、企業は、大きな固定費となる賃料に対して
慎重な態度で臨み、結果、都心の一等地でさえも、新規物件の賃料を
大幅に下げなければ入居する企業はないということだ。当然なことである。

一方で、最近、チラホラではあるが企業業績を上方修正する会社の話も
聞くようになった。

そんな中、不況知らずに成長を続けるファーストリテイリングの
柳井正会長兼社長が、全米小売業界の国際部門賞に内定したらしい。
1998年のイトーヨーカドーの伊藤会長以来12年ぶりの、
日本企業経営者の受賞だ。
革新的で独創的な手法で一歩先を進んでいると評価された。

 いつの時代も一歩先を実践する企業は成長し続ける。


山谷@一歩先