2009年1月28日水曜日

Vol.053 アメリカという国の『遺伝子』

オバマ大統領のスピーチが掲載された新聞を興味深く読んだ。

一体、アメリカ合衆国とはどういう国なのか?

そのスピーチ内容を読むにつけ、
私自身、アメリカという国について再認識をした。

もちろん私は日本生まれの日本育ちなのであるが、
おそらくアメリカ国民も、今回のスピーチで母国を再認識したのでは
ないだろうか。

今回のスピーチは、アメリカ国民に勇気と自信を持たせるものだったと
思うが、その動機付けとして、今のアメリカ合衆国の繁栄が元々あった
ものではなく、多くの先人たちの勇気と犠牲によるものであるということを
訴えている。

「我が国の偉大さを再確認する時、我々は偉大さが決して与えられた
ものでないことを理解する。自分で手に入れなければならないのだ。
我々のこれまでの旅は、近道では決してなかったし、安易に流れるもの
でもなかった。それは心の弱い、仕事より遊びを好み、富と名声からの
喜びのみを求める人々の道でもなかった。むしろ、リスクを選ぶ人、
実行の人、創造の人の道だ。恵まれた人の場合もあるが、
多くはその仕事については知られず、長く困難な道のりを歩み、
我々を繁栄と自由へと運んでくれた人々だ。」と。


また更に、開拓時代に振り返り、
「我々のために、彼らは、ないに等しい荷物をまとめ、海を渡って
新しい生活を探した人々だ。我々のために、彼らは額に汗して働き、
西部に住み着き、鞭(むち)打ちに耐え、硬い土地を耕してきた人々だ。」
とも訴えている。

そして、最後にこう訴えている。
「私たちにとって、困難な仕事に全力で立ち向かうことほど、
自らの性格を定義し、精神をみたすものはない。」と。

企業の“風土”は、企業の“遺伝子”により継承され作られる、とすると、
国家の“風土”も、国家の“遺伝子”により継承されていくのであろう。

今回のスピーチは、アメリカという国家の遺伝子が、
はっきりと組み込まれていたスピーチであったと思う。


山谷@国家も企業もDNA

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