オバマ大統領のスピーチが掲載された新聞を興味深く読んだ。
一体、アメリカ合衆国とはどういう国なのか?
そのスピーチ内容を読むにつけ、
私自身、アメリカという国について再認識をした。
もちろん私は日本生まれの日本育ちなのであるが、
おそらくアメリカ国民も、今回のスピーチで母国を再認識したのでは
ないだろうか。
今回のスピーチは、アメリカ国民に勇気と自信を持たせるものだったと
思うが、その動機付けとして、今のアメリカ合衆国の繁栄が元々あった
ものではなく、多くの先人たちの勇気と犠牲によるものであるということを
訴えている。
「我が国の偉大さを再確認する時、我々は偉大さが決して与えられた
ものでないことを理解する。自分で手に入れなければならないのだ。
我々のこれまでの旅は、近道では決してなかったし、安易に流れるもの
でもなかった。それは心の弱い、仕事より遊びを好み、富と名声からの
喜びのみを求める人々の道でもなかった。むしろ、リスクを選ぶ人、
実行の人、創造の人の道だ。恵まれた人の場合もあるが、
多くはその仕事については知られず、長く困難な道のりを歩み、
我々を繁栄と自由へと運んでくれた人々だ。」と。
また更に、開拓時代に振り返り、
「我々のために、彼らは、ないに等しい荷物をまとめ、海を渡って
新しい生活を探した人々だ。我々のために、彼らは額に汗して働き、
西部に住み着き、鞭(むち)打ちに耐え、硬い土地を耕してきた人々だ。」
とも訴えている。
そして、最後にこう訴えている。
「私たちにとって、困難な仕事に全力で立ち向かうことほど、
自らの性格を定義し、精神をみたすものはない。」と。
企業の“風土”は、企業の“遺伝子”により継承され作られる、とすると、
国家の“風土”も、国家の“遺伝子”により継承されていくのであろう。
今回のスピーチは、アメリカという国家の遺伝子が、
はっきりと組み込まれていたスピーチであったと思う。
山谷@国家も企業もDNA
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