2009年1月21日水曜日

Vol.052 ビジョナリーカントリー?!

雇用対策の一環として、新規就農者への自治体の取り組みが
取り上げられている。

就農する場所は当然、地方になるわけだが、
「農村の風土」は先祖代々、さまざまなシキタリとなって受け継がれている。

私も数年ほど、いわゆる日本の伝統的な田舎に住んでいたのだが、
農業自体に慣れることよりもむしろ、農村の風土に溶け込めるかどうかが、
就農成功の大きな鍵とも言える。

都会のマンション住まいしか知らない人には、全てが衝撃であると思う。
田舎で晴耕雨読で悟りを開こうなどと思っている人には、程遠い風土だ。

私の体験にもとづく感想で言うと、「○○当番」「○○会」「○○役」という
集まりがとにかく多いのである。

のんびりなどと言うイメージとは程遠く、私が所属していた会合だけでも、
消防団、農業青年部、村の若者(ワカシャ)、自治会、農協組合などがあり、
消防訓練や、貯水池の水廻り当番、林道整備、祭りの練習、お葬式・・など、
本当に忙しいのである。

しかしながら、これらの当番や行事に溶け込まないと、
同じ村人とは見なされないのだ。

一旦溶け込めれば住み易いのだが、正直、慣れるまではかなり大変である。
逆の見方をすると、それらの風土を受け入れられなければ実質、
追い出されてしまうという排他的社会でもある。

かの有名本『ビジョナリーカンパニー』にも書いてあったが、
その企業の固有かつ独特な風土を好きだ、という人が集まっている会社が
「ビジョナリー」であり、違う言い方をすると、
「この会社の風土は自分に合わない」ということが明確にわかり、
排他性を持つくらいの風土が「ビジョナリー」であるらしい。

そう考えると、日本の農村も「ビジョナリー」であるが・・・


山谷@ビジョナリーカントリー・・すみません・・

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