2010年10月27日水曜日
Vol.127 世界ソリューション!?
先週、日経新聞主催の「成長企業に共通する価値創造型イノベーション経営とは」
というフォーラムに行ってきた。
一橋イノベーションセンターの米倉先生の講演があったので、
これは「是非!」と思い申し込みをしたのだが、
当日は満席でさすが、米倉先生の集客力!
さて、肝心の講演内容だが、相変わらず舌鋒鋭く、
日本の経営者へ鋭いメッセージを送っていた。
まずは、最初に日本のGDPに触れ、
10年前に世界3位だった日本の1人あたりのGDPが
2008年には23位まで下がってしまったということ・・・
単純に日本人1人当たりの生産性が低下しているという事実だ。
それを踏まえて、日本はどう生きていくか?
先生が学生を連れて東南アジアへ行った時のこと、
携帯電話を充電するために、電力インフラが乏しい地方では
ソーラーパネルで充電をするのが一般的らしい。
それを見た学生が、「先生、発電所を日本が作りましょう」と。
私も恥ずかしながら同様の発想をしたのだが、
先生曰く、「そんな重厚長大な発想ではなくて、
ソーラーパネルの弱電力でも機能する
エコな電気製品の開発技術に力を入れるべき」と。
それが日本が世界に貢献しながら生きていける発想だと。
なるほど!
また、同時にインドのタタ自動車の20万円の車に
現地で試乗した話の延長で、
「内燃機関は効率が悪い。垂直シリンダー運動をカムを
利用して回転運動に変えるやり方よりも、
モーターという回転運動をそのまま回転運動につなげるモーターの方が断然良い」と。
こうした技術で日本は成長して行くべきとのことだった。
「でも、大企業はわかっていても変えられないんだよなぁ・・・
大企業には自分を否定出来ない」とも。
そんな中、先週、マツダの社長が新開発のエンジンを前にした記者会見で
「やはり、内燃機関というものはこれからも中心となってくるので・・・」
確かに大企業には変化出来ないんだなぁ・・・と
実感した瞬間だった。
山谷@米倉先生ファン!!
ラベル:
イノベーション,
一橋イノベーションセンター,
講演聴講録,
米倉誠一郎先生
場所:
日本, 東京都中央区銀座
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